インターネットテレビ(2)

2015年12月17日、木曜、晴れ。◉アパートの管理会社にネットテレビの仲介を頼めないか。総経理に尋ねたら「あいつはバカだから無理」と言う。僕の居住地証明でモメたらしい。「それより暇日広場の店に訊いて見ろ」なるほど。日本人相手の店には必須の客寄せツールだ。その日の夕方行く。◉さて選択基準は、出入り業者に最も厳しい態度で臨むと想像される店主。G番街のママだろう。あの食堂のテレビが一番信頼性が高い。店に行くと案の定フツーに放送していた。注文と同時に相談する。「チラシ貼ってあるよ」“今キャンペン中、特典2000元/1年契約”イイじゃんコレ。ママに連絡を頼んだ。翌日“彼”から電話が来た。「年3500元、装置は送る。金は振り込んで欲しい」◉考えさせてくれと言って、夕方もう一度ママの所に行った。交渉を頼む「发票は必要無いから3000元にして欲しい。取り付けに来てくれ。金はその場で渡す」「3000元はOK、でも彼は今遠い所に居て、行く事は無理と言ってる」「じゃあブツはこの店に送ってくれ。僕が自分で取り付けられて使える事が確認出来れば、お金はママに渡すから振り込んで欲しい。その度に僕はここに来て食事するからママも損はしないよ」◉また電話して「いいよ」と言った。WeChatにママの携帯番号を入れようとすると「それじゃないわ」と僕のiPhoneを取り上げた。日本映画なら小川真由美の役所だなあと思った。