中華丼

2015年10月31日、土曜、晴れ。◉食堂「五番街」新区店で、青島ビール、鶏モモ1、ネギま1、と中華丼を注文。ビールとご飯物が先に来た。マリさんが掌をくるんとして「ドーゾ」と笑った。失敗した、時間差で注文すべきだった。酒呑みの計画は崩れた。焼き物はそれから十分くらいかかった。◉中華丼は野菜が多いから身体に良いのだ。そう信じている。素朴な信仰心から風邪気味の時によく食べる。知らない店で食べても、当たりハズレがそれほど無い気もするので、比較的よく注文する。未だ記憶に鮮明なのは、ジョン・レノン暗殺の速報に接した時、大阪南河内の阪南ネオポリスで食っていた事。◉元より中華料理に中華丼は無い。中国では、中華丼は日本料理屋でしか食えない。中華丼は八宝菜をごはんに乗っけたのが原形だと推測している。しかしそう言えば、そもそも中国で八宝菜も食った記憶が無い。◉中国には天津飯も天津麺も無い。これらは日式料理の店でも見たことが無い。どちらも芙蓉蟹を乗っけて餡をかける。でも芙蓉蟹って料理もこっちで食ったことが無い。どうなってんだその辺。日本式のカレーライスがインドに 無い(らしい、行った事ない)のと同じ様な状態か。◉五番街の中華丼の具には、豚肉、イカ、白菜、玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、チクワが入っている。エビやウズラの玉子は入ってない。キクラゲも無い。具だけを取り出せば微妙なものだ。だけどフツウに美味しい。