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音楽(3)冨田勲

2016年5月13日、金曜、曇り。◉全部記憶だけで書く。あなたの音楽に、本当に世話になりました。父も母も『新日本紀行』が好きだった。死ぬほど日本的なのに野暮ったくない。だけどオーケストレーションが複雑で口ずさめない。『昼の憩い』とはそこが違うのです。最初に聞いたのは『きょうのお料理』だよなあ多分。来日中のシロフォン名人を急きょ登用した一曲。◉NHKで思い出すのは『宇宙人ピピ』『新平家物語』『勝海舟』『空中都市008』。民放では『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『ビッグX』『オスパー』『バンパイヤ』『どろろ』『マイティジャック』『恐怖劇場アンバランス』『油断』◉『リボンの騎士』のイントロ、ピアノの残響は電気処理してるのでは。『マイティジャック』は今もネットで人気が高い。「伊福部昭は空間を圧縮し(海底軍艦)冨田は解放する」学生のとき、有吉先輩から聞いた名言。◉劇場では東映動画の『シンドバッドの冒険』『ガリバーの宇宙旅行虫プロの『千一夜物語』『クレオパトラ』ずっと後に『夜叉ヶ池』『風の又三郎 ・ガラスのマント』。とにかく稀代のメロディメーカーである。別けても『ジャングル大帝』は偉大で、ジャパニメーションの音楽の位置を決定づけたと思う。◉シンセでは『惑星』を持っていた。絶対に編曲を許さなかったホルストの遺族を、トミタは世界で初めて口説き落とした。平原綾香の名曲も冨田勲なしには存在しない。