年賀状

2016年1月4日、月曜、晴れ。◉仕事始め。日本より一日早い。PDFの年賀状を仕事場の関係者にメールで配信する。絵柄はアパートから見た初日の出写真。もっともかなりガスっているが、その方が中国らしいだろう。◉去年の絵柄は、無錫大飯店の展望レストランから見た初日の出で、かなり前向きのメッセージを書いた。結果は大コケの一年にしたので、今年は引っ越しのご案内程度にする。◉iPhoneで撮った写真に、Excelで文字を添え、PDF形式で書き出す。つまりDTPだなコレは。印刷業界が衰退する訳だ。その年賀状を、海外にある数十戸の郵便受けに、イッキに配達する。今更だがITの効用だと思う。◉午後、返信を二通いただく。一通は上役で、去年も同じ方から、同じようにレスが来た。まだ休みなので、発信元は個人携帯だ。エラいものだと思う。短い文面だが、その日の内と言うのがミソなのだ。部下のために、自分の休みの時間を割くという手間。『私は君の事を気にかけているよ』そう感じる。中国で正月を迎える駐在員は、たいてい僻んでるから、これは効くのです。◉翌日には何通も返信をもらう。意外だったのは、高層階からの眺めが、アーバンライフを感じさせてステキっ、と言う感想。確かに自分は20階に住んでるが、無錫では割と普通です。本当は火事や事故のリスクを考えると、もっと低層階の方が望ましい。お望みなら交替してあげる。今すぐいらっしゃい。
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