インターネットテレビ(の停止)

2015年11月30日、月曜、曇り。◉アパートに帰ると、インターネットTVが死んでいた。◉NHKも、Eテレも、フジも、日テレも、TBSも、テレ朝も、おまけのテレビ東京も、BSもCSもぜーんぶデータ無し!何だこれ。◉画面上方にテロップが流れている。「中国の国家政策上の理由により、システムが整流を必要とするため、回復時間が決定されることに!喜ばせるために不便さを理解します!」呆然。意味分っかんねーっ。けど、要するに、共産党政府が突如、一方的にネット配信を禁止した。それくらい理解できる。◉ば、ば、ばーーーろーーーっ!!どーすんだこの事態。俺は今や日本のテレビ番組だけが生きがいなんだ。土曜の夜、震える手でリモコンを操作し、タモリさんと桑子アナウンサーが探訪する、懐かしい故国の姿を見る。液晶ディスプレイが涙で霞む。いつか再び、生きてあの国に帰るんだ、そう自分に言い聞かせて、何とか毎日をやり過ごしておるのだ。ふざけやがって、ふざけやがって、ふざけやがって、この野郎、泣けてく〜る。◉女房子供連れの中国駐在員の家は、たぶんパニックだ。一家離散もあり得る。去年6月の突然のLINE停止の状況等から判断して、復活はまず無理。来年一月まで料金払い込み済みだが、返金も難しいだろう。◉シベリアの抑留地か、マンザナールの収容所に居るような気分だ。習近平、そんなに憎いのかこの私が。ならば、今すぐ強制送還してくれ。