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やるべき事

2015年10月17日、土曜、晴れ。◉第二次世界大戦が終結して七十年目。今年はどうして日本は戦争を避けられなかったのか?的テレビ番組が多かったと思う。◉日本軍末期の特攻兵器「伏龍 」は、潜水服を着込んで海中で待ち伏せし、棒の先に付けた機雷で敵の船底を突き刺し自爆する。ところが潜水装置が欠陥品で、訓練だけで多勢の兵隊が死んだ。◉冷静に見れば、ただただ狂気の沙汰。だけど組織というのは馬鹿げたもので、その仕組みの中での整合性があれば、信じられんアホな状況でも看過される。◉平時の、そして民間会社だって同じである。◉中国での事業継続はこの先どうもムリと言う会社がある。日本にレポートも送っているらしい。◉日本側は「そのような状況を打開するために、君が出向している。まず、自分のやるべき事に専念せよ」という趣旨の事を言って来た。◉この指示は…えっと間違ってはないよね。具体的ではないが、励ましてくれている気もするし。けど本当のところは無理なんでしょう?◉実は日本サイドも分かってる気がするという。「やるべき事をやれ」は、正しい。「やれるだけの事をやる」のも、正しい。しかし「会社は潰れると思います(日本は戦争に負けると思います)」は、君はその事を判断する立場にない。ので、正しいか、正しくないかではなく問題として無意味である。◉えーっ、それ大丈夫?「良いでしょう。やる事はやるので、誰にも責任はありません」