風評

2015年9月15日。 ◉先輩より叱咤激励を受ける。自分の評判は、どうも日本では大変な事になっているらしい。約二十ヶ月ネガティブな報告ばかり送ったものな。◉私が日本にいる時「中国(の子会社)は困った時だけ助けを求めて来て、普段はなんも報告して来ん」と揶揄されていた。私もそう思ったが、同時に、自分のチョンボを上に知られたくないのは人情だろうとも思った。◉赴任してから私は、親会社に対してもう少し露出を上げるようにした。つまりは報連相。ただ先輩の指摘によって我が事を顧みれば、それはプラスに機能しないわ。どんな思惑があっても、数字がついて来ないとね。『報告はイイから、結果を出せよ』日本サイドにしてみれば、そう言いたい。それも当然です。◉『お客に、顔を出していない』とも言われた。えー、すみません、様々に事情はございますが、それも反論できんです。ただ、自分の立ち位置が理解(トロいのか一年半以上かかりました)できないと、それなりにお客と会話する内容も苦しいのです。◉そんな按配なので『あいつはもう、ちょっと鬱病っぽいので、取り換えた方がイイのではないか』という意見が出始めてる雰囲気を感じた。◉ヤバイヤバイ。相手の立場で、物事を考えてみよ。お客の見る目を考えてみよ。上司の性格とかも考慮してみよ。日本に戻ったとして、自分の居場所を想像してみよ。それらを総合的に判断してみよ。結論としてこの先更にヤバイ。