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休日

2017年4月23日、日曜、快晴。◉毎朝大抵は5時ごろ起床する。寝るのは午前零時近くである。全体として睡眠時間は短くても済む方だ。が、最近テレビで聞いた話では本来は8時間半眠るのが生体リズムらしい。◉睡眠不足は休日の寝溜めで補っているが、年齢と共に一日では回復しなくなってきた。朝一旦目覚めても起きる気になれない。それで本(今日は『細雪』少しと、高野文子のマンガ『黄色い本』)を読んだりする内に、すぐ又うたた寝してしまう。ばさっと本を落として気がついて読書に戻る。◉それを繰り返して昼ごろまでベッドにいる。当然朝食は取らず、昼食に呼ばれて初めて起き出す。こういう状態にあまり文句を言わない妻には感謝する。一人だったら全く家事が追いつかない。定年になったら離婚を切り出されそうで不安だ。◉午後は一週間溜まった録画番組を見なくてはならない。この四月からは岡田惠和の「ひよっこ」と、倉本聰の「安らぎの郷」の両方を録ってあるから消化するのが大変なのだ。しかしこれも一二時間で体力が続かず横になる。するとまた寝てしまう。気がつくと四時近くになっている。◉まあ今日は名古屋市長選挙があったので、昼食後に投票に出かけたが、イベントもなく天気が悪ければ、土日を通じてどこにも行かずぼーっとしている。横になれば際限なく眠れる。さすがにマズいわ。夕方無理をして自転車でコーヒーを飲みに行った。明日はまた採用面接だぜっ。

 

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マンガ(2)『アイアムアヒーロー』

2017年4月16日、日曜、晴れ。◉昨日マンガ喫茶で大ちゃんに会った。自転車ですぐ気づいたらしい。出会っても別々にマンガを読むだけですが。◉『アイアムアヒーロー』が完結した。ゾンビものは細部が徹底して現実感がある方が良い。絵作りは大変だろうけどその方が絶対怖くなる。緊迫感も出る。本作は巧くいったと思う。◉このジャンルは結末が難しい。何と言ってもゾンビ側が圧倒的に強力なわけで、あんな連中を相手に、全部を駆逐して地球に平和が戻りました、なんてのはまあ無理です。かと言って延々ゾンビと格闘した挙句、結局は全部やられちゃいました、だと不毛の行いという印象になる。ゾンビではないが似たジャンルとして「寄生獣」が傑作なのは、この辺の処理が大変良くできていたからだ。◉ちなみにこの作品もちゃんとしたSFだ。オカルティズムや不条理で怖がらせているマンガではない。ゾンビの発生はなんかの最近感染が原因で、ゾンビによって世界が変質していく過程には(全部が開示されなくても)一貫した理屈がある。だからやろうと思えば対抗策はある。体力勝負でゾンビ殲滅まで持ってく手はある。それだと「バイオハザード」だな。◉ただ自分にはこうした怪奇や恐怖を扱った作品に明確な基準があって、要するに「怖い事」です。逆に怖くなけりゃ話の辻褄が良くできていても、作品として価値がない。自分としては結構怖かったし、それなりに堂々と着地したと思う。

総務

2017年4月9日、日曜、雨。◉総務に関係している。謂わゆる何でも屋です。検索してみると、受付、福利厚生、固定資産・備品・消耗品管理、保安・防災・セキュリティ・安全衛生、健康管理、慶弔対応、秘書、株主総会・行事開催・IR、文書管理、社内外広報・HP、官公庁・地域との渉外、社会貢献活動、環境対策、リスクマネジメント、業務委託管理など、いくらでも仕事がある。◉トイレの紙がありません、鍵が落ちていました、鳩の死骸があります、製造部の山田氏が経理の佐藤さんを道連れに屋上から飛び降りようとしています。総務としてはどれも放って置けない。◉総務部以外の部署には主業務というのが決まっていて、それだけやってりゃイイという枠がある。(ラインで組立て中の鈴木君は、先輩山田社員の無理心中は看過して良い)総務はその逆で「会社の維持に必要で担当部署が特にない」事はたいてい業務になる。◉故に基本的には会社を継続すれば、業務はいくらでも増加する。ネットなんて二十年前までジャンル自体が無かった。総務の仕事は必要への対応であって、儲けとかモノとか効果が見えない。だから総務にマンパワーをかける事はない。でもそろそろヤバイ。◉コップに豆をザラザラと入れる。縁まで一杯になっても、まだ豆は盛り上げて置ける。もう限界かなと思っても慎重にやればまだ一個二個は置けたりする。でも無限に豆が積めるはずはなく、いつかは崩れてしまうのだ。

映画(9)天国と地獄

2017年3月31日、金曜、雨。◉BSで放送した『天国と地獄』をまた録画して見てしまう。もう何回目か分からない。今回は脅迫電話のシーンの構図と展開にほとほと感心した。◉電話は何度もかかる。その度に少しでも会話を聞き取ろうと、受話器を握る三船敏郎を中心に、身を寄せる人物の構図が、毎回実に決まっている。そしてカメラが少し動くと、遅れて部屋にきた香川京子の心配そうな顔が遠景にある。◉電話が鳴りだしてから俳優が集まって構図を作るので、リハーサルは大変な回数だったと思う。もう一つ感心したのは刑事が持ち込んだテープレコーダーの使い方。犯人とのやりとりをカットし、録音再生で見せることで場面に変化がつく。と同時に状況が整理できる。◉もっとも見ているうちはこんな事を考える余裕は全くない。どんどん映画に引き込まれる。犯人は一体どうやって身代金を手に入れるつもりか?息つく暇もなく場面はあの有名な特急こだまのシーンに切り替わる。この転換の鮮やかな事。◉黒澤映画はディティールの厚みが凄くて毎回発見がある。今回の発見は(1)脇役で出ている大滝秀治は一言もセリフがない。タイトルロールにも名前はない。(2)酒場のシーンのお品書きは日本語、英語とハングルも併記されている。(3)魚河岸で働く男は声からすると(いや容貌もだけど)声優の大塚周夫ねずみ男)である気がしてならない。ただ口の動きから見てアフレコかも知れない。

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台本

2017年3月25日、土曜、晴れ時々曇り。◉集客行事のナレーション台本を作っている。と言っても、毎年使い回しの内容を今年版に修正するのだ。女性担当者がきめ細かにメンテしてきた本で、毎年の開催状況に100%寄り添って書かれている。◉「発表者の何の何某さんをご紹介します」みたいな調子でアドリブなし。読み上げるだけで全部OKです。これをパワーポイントを投影しがら演る。それで台本のナレーションの横にはpptの画面が並んでいるが、これでつまづいた。◉データがワードなのだ。ppt画像をコピーして貼るとき寸法が指定できない。馬鹿でかい画像が一旦配置されるので、修正しているうちに隣のナレーションと位置がズレてしまう。本文は遥か彼方までつながっているので、台本全体に破綻が生じる。◉世にワードほど使いにくいソフトは無い。特に位置決めについては邪魔しかしない。電算チームに相談してもワード聞いただけで絶望的な表情を浮かべる。今までの担当は一体どんな忍耐力で、この作業を乗り越えてきたのか。金曜丸一日データと格闘したが諦めた。年寄りには無理。明日休日出勤してもう最初からエクセルで作り直す。そう決めた。◉台本に所々黒い四角がある。それが一個だったり二個だったりする。前担当者に聞いてみた。PCのクリックの合図だという。二個の四角ならダブルクリック。そ、そこまでやるのかっ。どこの総務でも女性はこうなんでしょうか。

自転車(2)

2017年3月19日、日曜、晴れ。◉先週、大ちゃんが新しくハンドルを取り換えた自転車を見せてくれた。スッキリとしたいいデザインで、試乗させてもらうと非常に具合がいいので、今度マネさせてくださいとお願いした。◉するのその晩、息子が僕の自転車を電柱にぶつけて、左側のデュアルコントロールレバーを内向きに90度ひん曲げた。メガネが跳んで行方不明だというので、一緒に探しに行く。メガネは歩道に落ちているのが見つかったが、自転車はこれはもう自転車屋で修理するしかない。◉僕が中国にいる間、ビアンキ・ルポはは息子が使っていて、当然のように色々劣化させた。右側のレバーについてもギアポジション表示部の透明なカバーがない。自分で金を払ってないものは大事に扱わん。◉もともと遠乗りする気がないので、適当に直して乗っていたが、今回はきちんと修理せんと仕方がない。自転車指導者である大ちゃんに相談する。ちなみに大ちゃんは、日帰り知多半島100キロくらいは普通にやっており尊敬する。右側のコントローラだけで彼の家に向かう途上で、もうこの際、先週見せてくれたハンドルに変えよう決めていた。◉相談すると今から同行してもいいというので、彼のライトエース乗っけてもらってニコー製作所に自転車を持って行った。大いに助かる。ハンドルはブルホーン形状というらしい。ギアチェンジのレバーをダウンチューブの両側に取り付けた古いスタイルになる。

マンガ

2017年3月12日、日曜、晴れ。◉先週は社外で活動することが多くてとても疲れた。専門学校の企業説明会でマンガ学科の学生さんに会う。話からするとマンガ技術全般を学ぶらしい。素人にはそのコースの存在自体結構驚きだ。どんな作家が好きか訊ねると植田まさしが好きだという。四コマが希望なのだ。◉しかしかりあげクン』が二十歳前後の若者にアピールする類のマンガだろうか。他には長谷川町子の『いじわるばあさん』が好きだという。逆に吉田戦車とかは知らんようだ。俺はオヂサンだからどっちも面白いとは思う。けど青年の主張としてはどうか。若さってものが感じられんぞ。リクルートスーツの彼は銀行員か保険屋に見える。大丈夫か君。◉だいたい四コマじゃ出版会社がなきゃ無理だろう。名古屋で就活なんぞせず早よ東京に行け、と思う。まあ今ならメールで充分送れるか。もっとも売り込みについては、カリキュラムの中で「東京の出版会社への持ち込み実習」が組まれているらしい。◉少し前に水木しげるの貸本時代の「墓の町」というマンガを読んだが、もうお話も絵柄も突出して変!人物なんかアメリカンコミックだ。貧乏のどん底だったと聞くが、絵に対する労力が只事ではない。クリエーターとはあれぞ。描かずに居られないのだ。◉かのマンガ青年には、そういう気迫が感じられんかったわけ。就職に四コママンガを生かせる企業ってどれだけあると思う?若者よ、作家を目指せ。

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